12月1日、太田小学校3・4・5・6年生10名が、高齢者や障がい者の生活を知ろうをテーマに、車イス体験と高齢者疑似体験を行いました。太田小学校では日頃より「福祉」に触れる機会を増やしており、体験を通して実感を伴った理解を得ること、繰り返し学ぶことで生きた知識として定着させることを目的として、助け合っていくことの大切さを考える福祉体験学習を毎年行っています。車イス体験では、1人が車イスに乗り、もう1人が車イスを押して、介助する人、介助される人の両方の立場を体験してもらいました。高齢者疑似体験ではグッズを装着して日常生活動作を体験してもらうことで、高齢者の物の見え方、耳の聞こえ方、身体の動き等を実感して高齢者の生活について考えてもらいました。校内や屋外で体験を行い、車イス体験や高齢者疑似体験をすることで、車イス利用者や高齢者の立場になって考えてもらう機会、思いやりのこころや助け合いのこころの大切さを知ってもらう機会になりました。福祉体験学習で学んだことや感じたことを自分たちの生活に結びつけ、自分たちの住んでいる地域や人に関心をもつことで、自分たちの暮らしている地域が誰にとっても住みやすい地域になるように考えるきっかけになってほしいです。
体験後の学校にて、子供たちの感想が掲示されていました。