令和2年12月17日、那智中学校1年生47名が、ヘルパー指導のもと福祉体験学習を行いました。車いす体験では、車いすの各部の名称や、使用する際の注意点など説明を受けたあと、生徒2人1組になって所定のコースをまわり、アイマスク体験では、ガイドヘルプの基本姿勢や白杖の使い方、声の掛け方を学び、階段や細い通路といったコースを歩きました。生徒たちは、障害のある方やサポートする方の両方を体験することによって、さまざまな人の立場を知り、思いやりや助け合いの心を身に付け、福祉への理解を深めました。
また同中学校にて令和3年1月7日、那智勝浦町包括支援センターの主任介護支援専門員、看護師を講師に迎え、「認知症サポーター養成講座」が行われました。認知症サポーターとは、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人や、その家族に対してできる範囲で手助けする人を養成し、認知症高齢者等にやさしい地域づくりに取り組んでいます。講座を受けた生徒には、支援者としての証であるオレンジリングが配られました。