那智勝浦町老人クラブ連合会では、現在24の単位老人クラブで活動しております。
今年は3月20日に「令和4年度那智勝浦町老人クラブ連合会親善グラウンドゴルフ大会」が開催され、老人クラブの会員75名が参加されました。町の老人クラブ連合会主催の大会は、コロナ禍の影響により、3年ぶりの開催となりました。今回は久しぶりの開催ということもあり、特に会員同士の交流やつながりを重視し、グラウンドゴルフをした後には、表彰式と様々な景品が当たるお楽しみ抽選会も行われました。当日は天候にも恵まれ、皆さんグラウンドゴルフを楽しむとともに、会員間の交流も深められました。
また、6月12日には、4年ぶりに「令和5年度那智勝浦町老人クラブ連合会総会」が開催され、単位老人クラブの会長ら19名が参加したほか、那智勝浦町長、社会福祉協議会長、役場福祉課長が来賓としてお越しくださいました。総会では令和4年度の事業報告・決算報告、令和5年度の事業計画・予算、そして規約の一部改正が審議されました。総会の後には、役場福祉課高齢者支援係より「那智勝浦町の高齢者施策について」の講話が行われ、住み慣れた地域でできる限り長く暮らしていくための那智勝浦町の取り組みについてお話されました。那智勝浦町老人クラブ連合会の峰会長からは、今年度は感染症対策を行いながら、老人クラブ連合会大会をはじめ、様々な活動の再開に向けて取り組んでいきたいとお話しされました。
地区ごとでも、地区連合会長はじめ会員の方々、地域の方々のご協力を得て、様々な活動が行われています。今年は、医学博士である小野道夫先生にお越しいただき、3月27日に太田地区老人クラブ連合会主催で「健康寿命を延ばす方法」、6月4日には宇久井地区老人クラブ連合会と那智勝浦町公民館宇久井分館主催で、「健康寿命を延ばす秘訣」というテーマでお話ししていただきました。健康寿命を延ばすために、食生活、適度な運動、十分な睡眠、音読、社会参加・社会貢献・趣味や外出、友人や地域との交流によって助け合いや会話、よく笑い、ストレスなく暮らすことが重要であり、身体も心も健康で、幸せな人生にしましょうとお話しされ、参加者は自身の生活習慣を見直すとともに、メモを取るなどしながら熱心に耳を傾られていました。